こんにちは。
最近知ったことですが、Lenovo製のノートPCにWin10バージョン2004の組み合わせで、
クラッシュ等の不具合が発生するそうです。
一体、どのような現象でしょうか?
不具合の内容とは?
以下のような現象が報告されています。
・PC起動時のブルースクリーン(BSOD)発生。
・Windows Hello顔認証でログイン不可。
・Lenovo Vantage起動時のブルースクリーン発生。
・Windows Defenderスキャン実行時にブルースクリーン発生。
・Intel Management Engineに関連するデバイスマネージャーのエラー。
・IR Cameraに関連するデバイスマネージャーのエラー。
いずれも、とても深刻な問題で、ThinkPadが長期間使用できなくぐらい影響が大きいそうです。
不具合発生の原因と今すぐできる対策
この不具合は、Win10バージョン2004の導入により発生するので、
Lenovoはアップデートを行わないことをすすめたそうです。
しかし、ほかにも方法があります。
それは、Lenovoの「Enhanced Windows Biometrics Security」を無効にすることです。
方法は以下の通り。
1.PC起動時に「F!」キーを押下し、「Startup Interrupt Menu」を開く。
2.「Startup Interrupt Menu」が開いたら、再度「F!」キーを押下し、「BIOU Setupメニュー」を開く。
3.「BIOS Setupメニュー」が開いたら、「Security」→「Visualization」と進む。
4.「Enhanced Windows Biometrics Security」をオフにする。
5.「BIOS Setupメニュー」を抜けて、PCを再起動する。
お困りの方はお試しください、
MicroSoftの見解は?
今回の不具合は、Lenovoの「Enhanced Windows Biometrics Security」と
Win10バージョン2004のアップデートに予期せぬ互換性の問題があった為発生しました。
MicroSoftはこの件について、技術的なバグを認め、現在Lenovo社と共に修正に取り組んでいるそうです。
しかし、いつ対応できるか等は明言されていません。
最後に
ThinkPadの操作感に慣れているユーザーにとって、他メーカーのノートPCは少し使いずらい面があると思います。
一刻も早く、解決策が提示されるとよいですね。
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